光ファイバー 2005 2 18
デイトレーダーの話を聞いていると、
やはり、デイトレードするには、
光ファイバーの方がいいかもしれないと思います。
たとえば、ある株を買いたくなって、板情報を見てみると、
売り板が「残り1株」となっていて、急いで「買い注文」を入力した。
入力した時点から、3秒ぐらい経過しても、「残り1株」の表示が残っていた。
「これで買えた」と安心していると、約定しない。
タッチの差で間に合わなかった。
デイトレーダーには、そういう経験があるでしょう。
この「タッチの差」が大きいのです。
「買えなかったら、すぐ上の売り板を買えばいいじゃないか」と言う人もいるでしょう。
しかし、たとえば、株価が100万円台の株は、単位が1万円です。
107万円で買えなかったら、108万円で買うことになります。
この差は、資金量のある大口の投資家には気にならないでしょうが、
資金の乏しい個人投資家には、1万円の差は、大きな差です。
もし、107万円で買えて、108万円で売れたら、利益は1万円となり、
庶民投資家であるデイトレーダーにとっては、十分な利益です。
もちろん、相場環境がよければ、こんなに早く売らないでしょう。
しかし、現在、新興市場は、相場環境が、あまりよくないのです。
だから、こうした極端な短期の売買も、あり得るでしょう。
そういうわけで、デイトレーダーの話を聞いていると、
やはり、デイトレードするには、
光ファイバーの方がよいと思います。
(もちろん、証券会社のコンピュータのレスポンスの問題もあるでしょう)。
ADSLでは、基地局(電話局)から遠くなればなるほど、
通信速度が、加速度的に落ち込んでしまいます。
(自宅が基地局の近くであれば、ADSLで問題ありません)。
また、ADSLでは、通信状態が安定していないと言われます。
インターネットのホームページを楽しむならばともかく、
1秒を争うデイトレーダーには、光ファイバーの方がいいと思います。